(株)ゼファーは、2008年3月期の決算短信(連結)を発表した。
今期(2007年4月1日~08年3月31日)の経営成績は、売上高1,091億7,200万円(前期比▲14.7%)、営業利益91億3,600万円(同▲32.0%)、経常利益65億3,300万円(同▲44.2%)、純利益11億9,900万円(同▲81.1%)であった。
主要事業である不動産分譲事業では、「南船橋2工区(グランドホライゾン・トーキョーベイ)」(販売戸数479戸)を売却したこと等により、マンション1,456戸、戸建て94戸、土地21区画の引渡しを行なった。期末完成済み販売在庫の内未契約在庫はマンション503戸となり、当セグメントの売上高は567億4,200万円(同▲29.5%)、営業利益は47億7,000万円(同▲46.0%)。
なお、第4四半期に集中していた物件の売却が、当初の想定を下回ったことや、同社連結子会社である近藤産業(株)の「のれん」の減損処理等で特別損失34億3,700万円を計上したことで、大幅減益となった。
次期については、売上高1,250億円、営業利益100億円、経常利益70億円、純利益15億円を見込んでいる。