(株)住友倉庫は12日、大阪市西区南堀江1丁目において進めている不動産開発の計画概要と進捗状況を発表した。
計画地は「四ツ橋筋」と「道頓堀川」との交点の北西に位置する。同社が明治35年に取得して以来、継続保有しているもので、周辺環境の変化に合わせて用地転換しており、今回の開発はその最終段階にあたる。
中心となる最大のA地区には商業施設、ホテル、賃貸マンションで構成される複合施設(鉄骨造、地上31階地下3階建て)を計画しており、2009年着工、12年に竣工の予定。住友不動産(株)を事業パートナーとして検討を進めており、敷地内に歩道を設けることで、まち歩きを楽しむ若者に訴求していく考え。
B地区には商業施設「キャナルテラス堀江」(鉄骨造、2階建て)東西2棟が今年7月、10月と相次いで竣工する予定で、5つの飲食店がオープンすることが決まっている。