不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/5/14

「建設工事受注動態統計調査報告」(平成20年3月分、平成19年度分)を発表/国交省

 国土交通省は12日、平成20年3月分および平成19年度の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 平成20年3月分については建設工事受注高は6兆3,041億円(前年同月比▲0.3%)と先月の増加から再び減少となった。うち元請受注高は4兆 8,454億円(同2.6%増)で5ヵ月連続の増加。下請受注高は、1兆4,587億円(同▲8.9%)と6ヵ月連続の減少となった。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆4,001 億円(同▲0.9%)で5ヵ月ぶりの減少。民間などからの受注高は3兆4,453億円(同4.1%増)で3ヵ月連続の増加となった。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は1兆3,464億円(同▲1.2%)と5ヵ月ぶりに減少。うち、「国の機関」からは7,912億円で(同6.6%増)と6ヵ月連続の増加、「地方の機関」からは5,551億円(同▲10.5%)と2ヵ月連続の減少となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は1兆3,868億円(同10.5%増)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は4,594億円(同▲6.4%)で2ヵ月連続の減少となった。

 平成19年度の建設工事受注高は52兆9,015億円(前年比1.8%増)となった。そのうち元請受注高は37兆2,456億円(同4.0%増)、下請受注高は15兆6,559億円(同▲3.1%)。
 元請受注高のうち公共機関からの受注高は9兆9,708億円(同1.1%増)、民間等からの受注高は27兆2,747億円(同5.1%増)であった。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、9兆4,329億円(同0.5%増)。うち「国の機関」からは3兆7,381億円(同16.9%増)、「地方の機関」からは5兆6,948億円(同▲8.0%)であった。
 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は8兆775億円(同9.3%増)であった。土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は3兆8,010億円(同12.5%増)となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。