(株)ジョイント・コーポレーションは14日、2008年3月期決算を発表した。
当期(07年4月1日~08年3月31日)の連結売上高は1,877億8,500万円(前期比11.4%増)、営業利益275億5,500万円(同14.6%増)、経常利益230億6,000円(同11.7%増)、当期純利益91億1,200万円(同▲29.5%)。売上高は、3期連続の増収。営業利益、経常利益とも過去最高を記録。当期純利益が減じたのは、たな卸資産の評価損で特別損失71億1,700万円を計上したため。
主力の不動産流動化事業は、不動産ファンドなどへの物件売却が増加し、売上高1,160億2,200万円(同52.8%増)、営業利益232億9,300万円(同35.6%増)と伸長した。
不動産分譲事業は、分譲マンションの一部に引渡時期の遅れが発生するなど引渡戸数が1,133戸(同▲32.3%)と減少。売上高557億2,300万円(同▲27.0%)、営業利益31億2,800万円(同▲50.4%)となった。
なお、次期については、連結売上高1,729億円、営業利益139億円、経常利益100億円、当期純利益58億円を見込んでいる。