不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/5/19

経常利益、4期ぶりの黒字転換/S×L08年3月期決算

 エス・バイ・エル(株)(S×L)は15日、2008年3月期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~08年3月31日)の連結経営成績は、売上高645億8,900万円(前年同期比▲16.2%)、営業利益10億5,100万円(同38.7%増)、経常利益4憶3,300万円。改正法人税法に基づく減価償却方法に変更したことから、当期純利益は▲2億4,400万円となった。なお、経常利益は4期ぶりの黒字転換。

 住宅事業では、不採算事業からの撤退を行なったほか、改正建築基準法の影響による完工の減少に伴い、売上高は631億9,900万円(同▲14.9%)の減収となったものの、商品トータルコーディネート営業の強化やイベント活動を活発に行なうなど、受注の拡大と利益率の改善に努力した結果、営業利益は18億6,100万円(同24.4%増)と大幅に改善した。

 不動産賃貸事業では、前期に引き続き賃貸物件の売却を推進した結果、売上高8億3,500万円(同▲43.0%)、営業利益4憶5,200万円(同▲39.1%)を計上した。

 その他の事業は、ホームセンター事業からの撤退および住宅関連商品の売上減少等により、売上高は5億5,500万円(同▲58.8%)を計上。一方、損害保険の代理店手数料の増収を主因に、営業利益は1億8,400万円(同100.7%増)の大幅な増益となった。

 なお、次期は売上高650億円、営業利益16億円、経常利益11億円、当期純利益10億円を見込む。

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