不動産ニュース / その他

2008/5/23

管理業を“総合住宅サービス業”に/高住管理協が通常総会

「業界の実態に合った名称の変更も検討している」と語る黒住理事長
「業界の実態に合った名称の変更も検討している」と語る黒住理事長

 (社)高層住宅管理業協会は22日、第29回通常総会を開催した。

 総会では、2008年度の事業計画や収支予算などについて承認・可決した。

 総会後、懇親会を開催。挨拶に立った同協会理事長の黒住昌昭氏は「安全、快適で質の高いサービスを提供するため、管理業を“総合住宅サービス業”に高めていきたい。現在、3ヵ年の新中期ビジョンを立案中で、来月の理事会で決定し公表する予定。その骨子は4つある。1つ目に、住まい方に関する提案を挙げている。『200年住宅』など、長い期間住むことが求められているので、専有部分の住まい方も提案できる体制にしていきたい。2つ目は、新しい管理システムの構築。『管理者管理方式』だけでなく、管理会社同士の業務提携や情報共有など、協業を含めて検討していきたい。3つ目は、管理の適正化と品質の確保。所有者との信頼関係構築のため、モニタリング制度の充実を含め、チェック体制の構築に努めていきたい。4つ目は、業界の地位向上、社会的認知度の向上。ユーザーにわれわれの業務を理解してもらうため、報道機関に積極的に情報を公開していく。そのほか、地デジへの移行に伴い、区分所有者に負担がかからないよう行政側にお願いしていきたい」と述べた。

 さらに、同協会設立以来会長を務めていた安藤太郎氏が、今回の総会をもって退任したことも発表された。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。