不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/5/26

不採算店舗の損失カバーできず、減収減益/アパマンショップHD08年9月期中間決算

 (株)アパマンショップホールディングスは26日、2008年9月期中間決算を発表した。

 当期(07年10月1日~08年3月31日)の連結経営成績は、売上高277億8,900万円(前年同期比▲10.5%)、営業利益20億4,300万円(同▲27.9%)、経常利益20億3,200万円(同▲38.8%)、当期純利益6億6,200万円(同▲40.0%)。

 斡旋事業では、テレビCMやキャンペーンの実施など、ブランディング戦略などを推進した結果、同社ウェブサイトへの問い合わせ件数が、PCサイトで前年比134.8%増、携帯サイトで前年比157.8%増と大きく増加。同事業の売上高は40億700万円(前年同期比7.8%増)となったが、不採算店舗など収益にマイナスの影響を与える要因があったとし、営業損失は4憶800万円(同▲50.3%)を計上した。
 なお、当期間末の賃貸斡旋加盟契約店舗数は946店舗(前期末比▲13店、直営店含む)となった。

 プロパティ・マネジメント事業では、当期間末の管理戸数は7万6,109戸(前期末比3万633戸増)となったが、システム開発、新店支援人員などの販管費が増加したため、売上高75億9,000万円(前年同期比▲9.7%)、営業損失1億1,900万円(前年同期の営業利益8,200万円)となった。

 そのほか、プリンシパル・インベストメント事業では、売上高98億100万円(同▲29.1%)、営業利益32億6,700万円(同▲38.0%)を計上した。

 なお、通期は売上高700億円、営業利益63億円、経常利益70億円、当期純利益36億円を見込んでいる。

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