不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/5/27

2011年3月期の売上高170億円、営業利益40億円をめざす/ネクスト

(株)ネクストは、マスコミ記者を集めての決算説明および今期事業説明などを行なった。

 2008年3月期(07年4月1日~08年3月31日)の連結経営成績は、売上高74億3,300万円(前期比66.7%増)、営業利益12億5,000万円(同67.5%増)、経常利益12億5,300万円(同75.3%増)、当期純利益4億600万円(▲0.6%)。
 今期子会社化した(株)NFSの営業損失を2億9,600万円計上したものの、売上高・営業利益とも過去最高を記録した。純利益については、(株)NFS、(株)レンターズののれんの減損損失、関連会社株式の評価損などを計上、減益となった。
 説明に立った代表取締役の井上高志氏は、「特損を計上したため前期比最終利益は前期比マイナスとなったが、基本的には60%成長を達成した」と語った。

 合わせて、2011年3月期のネクストグループ連結業績ビジョンを発表。今期連結売上高74億3,000億円を、170億円に、営業利益12億5,000万円を40億円にすることをめざしていく。目標達成のために、09年3月期は、営業人員の増加、広告宣伝の強化に努めるため、減益予想としている。

 また今期の不動産ポータルサイトHOME'Sにおいて、「新築分譲マンション口コミサイト」と「高齢者向けサイト」をオープンさせる予定であると発表。
 「新築分譲マンション口コミサイト」は、新築分譲マンションの物件スペック情報だけでなく、ユーザーの気になる「周辺環境の情報」「モデルルーム訪問の感想」などを投稿・閲覧できるもの。「高齢者向けサイト」は、老人ホーム、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)、高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)といった高齢者の住まいに関する情報を、施設・住宅問わず提供するもの。
 いずれも夏頃のオープンを予定している。

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