不動産ニュース / その他

2008/6/2

ゼファー傘下の近藤産業が破産申請

 (株)ゼファーが100%出資するディベロッパー、近藤産業(株)(大阪市中央区、代表取締役:井澤康平氏)が5月30日、大阪地方裁判所に自己破産を申請した。負債総額は、約322億円。

 同社は、1980年設立の旧近藤産業(株)を源流とするディベロッパーで、メインバンク管理下で再建中だった2004年に、ゴールドマン・サックス証券会社グループが完全子会社化し、会社分割によりマンション分譲事業を分離。06年にゼファーの100%子会社となった。

 「メロディーハイム」ブランドで、関西圏を中心に新築分譲マンション分譲を展開してきたほか、不動産流動化事業にも進出。07年3月期には売上高約276億円を計上していた。しかし、サブプライム問題に端を発した不動産市況の急激な変化等で販売計画に大幅な遅れが生じ、08年3月期には売上高約199億円、経常損失約13億円、当期純損失約23億円を計上。ゼファーの支援も限界に達したことから、破産を申請したもの。

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