不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/6/5

まちづくりシンポジウム、総会を開催/大学不動産連盟

シンポジウム会場には、立見がでるほど多くの聴衆が詰め掛けた
シンポジウム会場には、立見がでるほど多くの聴衆が詰め掛けた
理事長校交代式。明治大学の「建設・不動産駿台会」から中央大学「不動産白門会」に引き継がれた
理事長校交代式。明治大学の「建設・不動産駿台会」から中央大学「不動産白門会」に引き継がれた

 大学不動産連盟は4日、立教大学(東京都豊島区)にて、平成20年度総会・公開討論会を開催した。

 総会に先立って開催された公開討論会は、まちづくりへの機運を高めることを目的に、立教大学の校友で組織するセントポール生活文化研究会(会長:荒井信吉(株)リベスト代表取締役)が中心となって、大学・行政に掛け合い実現したもの。

 「大学と行政のコラボレーションによる街づくり」をテーマに、2008年6月に開通する東京メトロ「副都心線」により、池袋がどのように変わるかについて、立教大学教授の中村陽一氏をコーディネーター兼パネリストに、立教大学総長・大橋英五氏、豊島区長・高野之夫氏、NPOゼファー池袋まちづくり理事長・齊木勝好氏らが、それぞれの立場からまちづくりへの関わり方等について発言。地域住民、大学、行政が一体となった今後のまちづくりの可能性について、活発な討議が交わされた。
 会場には各大学の不動産会の会員のほか、学生や大学関係者、行政、地域住民など、立見がでるほど、多くの聴衆が詰め掛けた。
 
 その後、ホテルメトロポリタン(東京都豊島区)で開催された総会では、平成19年度の事業報告、会計報告、理事長校交代式等がなされたほか、盲導犬の普及促進に務める(財)アイ メイトに対し、寄付金贈呈が行なわれ、引き続いて懇親会が催された。
 
 なお、新理事長には中央大学「不動産建設白門会」の松林由往氏(日本土地建物販売(株)上野支店支店長)が就任。

 大学不動産連盟は、慶應大学、早稲田大学、明治大学、中央大学、青山大学、日本大学、法政大学、同志社大学、横浜商科大学、上智大学、東洋大学、立教大学の不動産会が組織している。

 

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。