エス・バイ・エル(株)は6日、今年5月に中国の住宅・不動産業界関係者等の視察団が、千里住宅公園内(大阪府吹田市)の同社モデルハウスを訪問したと発表した。
視察団は、中国の住宅雑誌「100年建築」が主催する団体「北京百年建築交流センター」に所属する中国・清華大学出身のデザイナーや不動産・住宅業界関係者、建築家等35名。100年を超える長寿命な住宅の開発に向けた技術研究を目的に、中国においても定評のある同社を訪れたもの。今年2月にも中国・清華大学の視察団が同社モデルハウスを訪れており、今回はそれに続く訪問となった。
視察団は、千里万博公園内の総合展示場で、講演会と見学会に参加。中国と日本との住宅仕様の違いや、空間を上手に活用した「設計力」、和をアクセントとしたシンプルでモダンな「デザイン性」に強い関心を示した。
また、エス・バイ・エルの住宅について、スペースをいかに広く見せるか、家族がいかに同じ空間を共有できるか、人が生活するうえでいかに利便性を追及し、かつ居心地が良いかを、細かく計算しているとして、中国市場においても、競争力を兼ね備えた住宅メーカーであると、高く評価した。