不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/6/13

近藤産業破産の影響で09年3月期連結業績予想を修正/ゼファー

 (株)ゼファーは11日、2009年3月期(08年4月1日~09年3月31日)業績予想の修正を発表した。

 修正後の連結売上高は540億円(前回発表比▲16.9%)、営業利益9億円(同▲10.0%)、経常利益▲2億円(前回発表:▲5億円)、当期純利益▲77億円(同▲31億円)。

 同社の連結子会社であった近藤産業(株)の破産手続き開始により、同社を非連結化。これにより売上高が280億円、営業利益15億円、経常利益が10億円減少した。同時に事業計画を見直したことで、売上高50億円、営業利益48億円、経常利益が48億円減少した。

 また、近藤産業の非連結化により、特別損失9億円の計上が不要になった一方で、事業環境が厳しさを増すとの予想から販売計画を見直し、新たに42億円の特別損失を計上したもの。

 なお、近藤産業破産の影響を織り込み、同社は08年3月期末配当に引き続き、09年3月期末配当も無配とした。この経営責任を明確にするため、08年6月~09年3月の間、代表取締役の月額報酬を50%、取締役月額報酬を20~26%減額する。

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