不動産ニュース / その他

2008/6/19

プロロジス、成田に3つ目の物流施設を竣工

「プロロジスパーク成田III」外観
「プロロジスパーク成田III」外観
同物件6階部分の内覧会の様子
同物件6階部分の内覧会の様子
空港から900mという距離は、成田空港近くに同社が所有する物流施設の中でもっとも空港に近い立地。なお、この風景は6階に設置されているレストランの窓から撮影。テナント従業員向けにこうした福利厚生施設も完備
空港から900mという距離は、成田空港近くに同社が所有する物流施設の中でもっとも空港に近い立地。なお、この風景は6階に設置されているレストランの窓から撮影。テナント従業員向けにこうした福利厚生施設も完備

 (株)プロロジスは本日、マルチテナント型(複数企業向け)大型物流施設「プロロジスパーク成田III(スリー)」(千葉県山武郡)を竣工、竣工式を同施設内で執り行なった。併せて、関係各社・マスコミを招き物件内覧会を開催した。

 「プロロジスパーク成田III」は、成田空港の第6ゲートからわずか900mと、同社が開発した「プロロジスパーク成田」「プロロジスパーク成田II」と比較してもっとも空港に近接した施設。敷地面積4万7,559平方メートル、延床面積7万7,690平方メートル、地上6階建て。

 芝山町、県、警察などの協力を得て、建物の面する交差点交差点から直接建物内に進入できる形への改良を実現した。さらに、敷地内を含め2ヵ所にバス停を新設、テナント従業員の利便性向上を図っている。

 施設内は各階へ40フィートコンテナトラックが直接乗り入れできるランプウェイを2基設置、車路幅も14mを確保。さらに免震構造を採用し、高品質な施設とするため、各階床には水の少ないコンクリートを打設、クラックを作らない施工を施した。
 「特に食品や精密機械メーカーなどは、クラックの有無を気にする企業が多い。建物の長寿命化という観点からも、今回クラック対策にはこだわった」(同社プレジデント兼日本共同CEO山田御酒氏 )との言葉どおり、竣工時に確認されたクラックは、わずか3つだったという。

 なおテナントは現在未定で、竣工を迎えこれからテナント誘致活動に力を入れるという。

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