



野村不動産(株)は1日、新しいオフィスビル開発事業「プレミアム ミッドサイズ オフィス」(PMO:PREMIUM MIDSIZE OFFICE)の第一弾プロジェクト「PMO 日本橋本町」の竣工に伴い、記者説明会およびモデルオフィス内覧会を開催した。
「プレミアム ミッドサイド オフィス」とは、中・小規模サイズでありながら、大規模オフィスビルの高いクオリティ(デザイン性・機能性・防犯性等)を兼ね備えた、新しいカテゴリーのオフィスビル。
今回竣工した「PMO 日本橋本町」は、JR総武線「新日本橋」駅徒歩3分、東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅徒歩4分、JR山手線「神田」駅徒歩6分に位置。敷地面積476.28平方メートル、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建て、延床面積3,469.85平方メートル、基準階面積306.36平方メートル。
外観は、大型ガラスを用いたカーテンウォールを採用、シンプルで力強いファサードデザインに。エントランスホールはスペースを広く取り、自然光と間接光による開放的で変化に富んだ空間を演出した。
エレベーターホール前には、セキュリティゲートを設置。ICカードによる入退館システムも導入し、防犯性を高めた。また、ワンフロア・ワンテナント設計で、テナントプライバシーを確保。さらに、トイレやユーティリティスペースへのアクセスも貸室からのみとし、高いセキュリティレベルを実現している。
オフィスフロアは、ガラスのカーテンウォールや2.7mの天井高により、開放感あふれる明るい空間に。快適性と省エネ効果を両立した、ゾーン別制御の個別空調を設備するなど、働く人が集中して仕事に取り組める最適な環境づくりを重視した。
説明会において、同社法人カンパニービルディング事業部部長代理兼PMO事業課長の廣瀬政男氏は、「PMOはテナントニーズを形にしたオフィスビル。現在は6物件を推進中で、ブランド価値を高める意味でも、2~3年以内に20物件規模へと拡大していきたい」と語った。
賃料は、坪当たり3万円(共益費込み)。現時点で6フロアの入居が決定しているという(全8フロア)。