不動産ニュース / 開発・分譲

2008/7/8

名古屋証券会館跡地の複合ビル、「セントライズ栄」を着工/平和不動産

「セントライズ栄」イメージ
「セントライズ栄」イメージ

 平和不動産(株)は、名古屋市中区栄3丁目の「名古屋証券ビル」、「名古屋証券会館」の跡地に計画中のビル名称を「セントライズ栄」に決定、8日に着工した。

 同プロジェクトは、栄3丁目地区の活性化のための開発事業の一環として行なうもの。敷地面積1,920.62平方メートル、延床面積1万5,719.82平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上12階地下2階建て。建築家・安藤忠雄氏が参画し、機能性、安全性、環境に配慮したオフィスと、低層部の店舗スペースで構成する。 
 オフィスのファサードのガラスカーテンウォールの外部に「太陽追尾装置付 昼光自動制御型 外部ブラインドシステム」を採用し、夏は日射を遮り、冬は日差しを積極的に取り入れることで、温熱環境の快適性を維持しながら冷暖房の使用を低減させる。また、壁面緑化や屋上緑化にする、雨水の再利用を行なうなど、地球環境対策を積極的に行なうことで、建物の環境性能を評価するシステム「名古屋市建築物環境配慮制度(CASBEE名古屋)」の最高位であるSランクを達成した。

 竣工は2010年2月を予定。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。