(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける6月の市況動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,620件(前年同月比9.2%増)と2ヵ月連続で前年同月を上回った。都県別では、東京都1,195件(同 7.2%増)、埼玉県296件(同▲3.9%)、千葉県399件(同7.2%増)、神奈川県730件(同20.6%増)と、埼玉県を除き増加した。
成約単価は、1平方メートル平均で40万4,600円(同5.0%増)。都県別では、東京都53万100円(同2.6%増)、埼玉県25万4,100円(同5.9%増)、千葉県24万5,400円(同1.8%増)、神奈川県36万8,100円(同7.2%増)と全都県で上昇した。
首都圏の成約平均価格は2,643万円(同7.7%増)と、3ヵ月ぶりに上昇率が1ケタ台に。成約平均専有面積は、65.33平方メートル(同▲0.3%)だった。
また、首都圏戸建の成約件数は954件(同2.6%増)と、16ヵ月ぶりに増加した。成約平均価格は3,622万円(同▲2.5%)で、2ヵ月連続の下落となった。