不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/7/11

粗利益率の低下により増収減益/インテリックス08年5月期決算

 (株)インテリックスは10日、2008年5月期決算を発表した。

 当期(07年6月1日~08年5月31日)の連結経営成績は、売上高474億4,800万円(前年同期比22.1%増)、営業利益21億1,700万円(同▲25.1%)、経常利益9億8,400万円(同▲53.4%)、当期純利益5億4,500万円(同▲55.0%)。

 主力の中古マンション再生流通事業では、販売件数が前期比8.9%増(123件増)の1,504件と堅調に推移し、物件販売による売上高は411億6,600万円(同19.0%増)となった。また、マンションによる賃貸収入では売上高4億3,700万円(同7.5%増)を計上。これらの結果、同事業の売上高は416億9,500万円(同18.9%増)、営業利益19億4,500万円(同▲29.1%)となった。

 なお、大幅な減益は、市況の下落傾向に対応し、価格調整を行なった結果、物件当たりの粗利益率が低下したことや、当期末において「棚卸資産の評価に関する会計基準」の早期適用を行なったことにより、次期以降の販売予定物件で評価損が想定されるものについて、4憶5,900万円の棚卸評価損を計上したことによるもの。

 次期は、売上高409億2,800万円、営業利益22億2,800万円、経常利益12億8,500万円、当期純利益7億3,000万円を見込む。

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