不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/7/11

不動産流動化事業が寄与し、純利益432%増の大幅増収増益/トーセイ08年11月期中間決算

 トーセイ(株)は10日、2008年11月期中間決算を発表した。

 当期(07年12月1日~08年5月31日)の連結経営成績は、売上高394億2,100万円(前年同期比77.5%増)、営業利益137億5,600万円(同355.6%増)、経常利益131億4,600万円(同406.4%増)、当期純利益78億9,000万円(同432.4%増)の大幅増収増益となった。

 不動産流動化事業では、「銀座ウォールビル」(東京都中央区)、「芝センタービル」(東京都港区)など15棟のバリューアップ物件の販売により、売上高329億9,000万円(同200.0%増)、営業利益130億8,000万円(同613.4%増)を計上。
 不動産賃貸事業では、棚卸資産および固定資産として保有する賃貸物件が高稼働率で推移したことに加え、テナント契約解約時に賃料改定を行なったことにより、売上高16億3,800万円(同28.0%増)、営業利益8億700万円(同53.4%増)となった。
 不動産管理事業では、管理棟数の合計が469棟(同38棟増)となり、売上高13億4,000万円(同30.8%増)、営業利益1億600万円(同140.5%増)となった。

 通期は、売上高537億7,600万円、営業利益126億4,300万円、経常利益110億8,800万円、当期純利益65億6,700万円を見込んでいる。

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