不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/7/11

オフィスビル空室率、東京・大阪ともに悪化/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は11日、2008年6月末時点の東京・大阪のオフィスビル市況を発表した。

 東京のビジネス地区の平均空室率は3.49%で、前月比0.20ポイント上昇した。2月から5ヵ月連続の上昇。
 大型既存ビルからの募集開始の動きや館内縮小の動きが相次ぎ、この1ヵ月間に都心5区全体で募集面積が約1万3,000坪増加。また大型既存ビルでの統合移転に伴う解約予告や館内縮小の動きがあり、この半年でビジネス地区全体の空室在庫は約5万8,000坪に増加した。
 中型、小型ビル市場においても平均空室率が4%台前半に上昇。このようななかで、テナント企業が移転を再検討する動きが出ており、テナント企業の要望に柔軟に対応するビルが増えてくると同社では予想している。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は5.58%と、前月比0.12ポイント上昇した。昨年11月から数えて8ヵ月連続の上昇となった。
 6月は南森町地区で空室解消が進んだものの、他地区で既存ビルの募集面積が増加。大阪ビジネス地区全体ではこの半年間に空室在庫が約1万8,000坪増加した。合併や統合に伴う縮小移転や館内縮小の動きによる影響としている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2026年1月号
地場企業の戦略を探る!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/12/27

12月27日(土)~1月4日(日)の間、お休みさせていただきます。

12月27日(土)~1月4日(日)の間、お休みさせていただきます。