日本震災パートナーズ(株)は、新築住宅を購入したばかりの30歳以上の施主300名に対し、新築住宅購入に関するアンケートを実施、その結果を発表した。
調査によると、「家づくりで重視すること(重視したいこと)」を聞いたところ、男性は72.1%、女性は71.3%が「地震に強い家」と回答し、全体では71.7%で全16回答のうち3位となった。1、2位の回答は「採光・通風のよさ」「収納スペース」でそれぞれ77%、76.7%。
「もし住まいを建てるなら『地震補償付き』を選ぶか」との質問には、「必ず選ぶ」「できたら選ぶ」で合計94%が地震補償付き住宅を選ぶという結果になった。このことから、ほぼすべての購入者が、できれば地震補償付き住宅を購入したいと考えていることがわかった。
次に「住宅メーカーを選ぶ際に重視するポイント」については、「購入後の保障制度が充実している」78.3%に次いで、「地震に強い」が61.3%で2位の回答となった。「保障の充実」「地震に強い」ということが住宅メーカー選択のキーワードとなっている。
「住まいを購入する際、地震対策としてどれを選ぶか」という質問では、45.3%で「値段が高くても耐震構造の優れた住宅を購入する」や43%で「購入住宅が地震補償付かどうか確認する」といった回答。
また、「自分で地震保険に加入する」といった回答や「地震の少ない地域に住宅を建てる」が38.7%と11.7%だった。購入者は住宅メーカーの保障体制を気にしているということから、住宅購入は住宅メーカーの保証の充実がポイントとなる。