不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/7/14

東京主要5区の大型ビル空室率、4ヵ月連続の上昇/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画はこのほど、2008年6月度の東京主要5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィスビル市況に関する調査結果を発表した。6月1日~30日までにテナント募集を行なった4,823棟のオフィスビルを対象に実施したもの。

 東京主要5区の大型ビルの平均空室率は3.13%(前月比0.11ポイントアップ)と4ヵ月連続で上昇、さらに借り手市場への転換が鮮明となった。

 エリア別では、渋谷区3.92%(同▲0.25ポイント)、中央区1.40%(同0.29ポイントアップ)、港区4.99%(同▲0.04ポイント)、千代田区1.95%(同0.45ポイントアップ)、新宿区3.39%(同0.08ポイントアップ)とエリア毎にばらつきが激しかった。渋谷区は、区域全体で値下げ傾向が拡大したため空室率が改善。逆に千代田区・中央区は大型解約が市場に影響を与えている。

 また、平均募集賃料は、坪あたり3万859円(同▲1,191円)と、ほぼ1年前の相場に。同社は「今後も引き続き、相場の急上昇は考えにくい」としている。

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