不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/7/14

11年5月期連結売上高2,000億円めざす/プロパストが中期経営計画策定

 (株)プロパストはこのほど、2009年5月期~11年5月期を計画期間とした中期経営計画「SteadyStep2011」を策定した。

 同計画では、不動産デフレ環境がさらに継続することを念頭に、不動産開発事業を主力に安定した事業拡大を図ることを目的とした。

 主力の不動産開発事業は、デフレ局面下で厳選した土地仕入れが可能となるとし、都心エリアにシフトした事業展開を推進。中小規模マンションについては、棟内販売も視野に入れ販売コストを低減、効率化を図る。また、郊外物件については駅前立地や共用設備等に優れた大規模案件に注力。今期(09年5月期)売上高予想728億1,200万円に対し、11年5月期には1,440億9,000万円と倍増させる方針。

 また、資産活性化事業については、隣地買収によるスケールメリット追求、幅広い出口戦略と優良テナント誘致によるバリューアップの推進で、11年5月期売上高554億3,100万円を見込む。

 これらにより、今期の業績予想(連結売上高1,691億7,300万円、経常利益134億6,200万円、当期純利益72億2,800万円)に対し、11年5月期は連結売上高2,000億円、経常利益161億円、当期純利益93億円を達成させるとしている。

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