阪急リート投資法人（HRI）は18日、2008年5月期決算を発表した。
当期（2007年12月1日～08年5月31日）は、営業収益40億8,800万円（前期比14.1％増）、営業利益14億8,700万円（同14.5％増）、経常利益12億8,100万円（同10.4％増）、当期純利益12億8,000万円（同10.4％増）、1口当たり分配金1万4,990円であった。
前期末までに取得した9物件は、当期全期間を通じて稼働。また、08年2月には「汐留イーストサイドビル」を、同年5月には「阪急電鉄本社ビル」を取得。これにより、当期末現在の賃貸可能面積は19万2,984.23平方メートルとなった。なお、ポートフォリオ全体に占める商業用途区画の比率は62.6％、関西圏の比率は72.6％となっている。稼働率は99.3％。
なお次期は、営業収益46億3,800万円、営業利益16億5,000万円、経常利益12億8,200万円、純利益12億8,100万円、1口当たり分配金1万5,000円を見込んでいる。
