不動産ニュース / 開発・分譲

2008/7/28

旧ハザマビル跡地オフィスビル計画「青山OM-SQUARE」竣工/三井不動産

「青山OM-SQUARE」外観。右側のビルと向かい合う面が多面体となっている
「青山OM-SQUARE」外観。右側のビルと向かい合う面が多面体となっている
日本初出店となるスカンジナビアン・レストラン「アクアヴィット」入居予定地。ビルの至るところに緑化を施している
日本初出店となるスカンジナビアン・レストラン「アクアヴィット」入居予定地。ビルの至るところに緑化を施している

 三井不動産(株)は25日、旧ハザマビル跡地におけるオフィスビル計画「青山OM-SQUARE」(東京都港区)の竣工に伴い、マスコミ向けの竣工見学会を開催した。同計画は、同社がプロジェクトマネジメント業務を受託し、開発を推進してきたもの。

 「青山OM-SQUARE」は、東京メトロ銀座線「外苑前」駅に直結、緑豊かな神宮外苑に隣接した複合ビル。敷地面積6,392.21平方メートル、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上25階地下3階建て、延床面積4万7,135.25平方メートル。

 外観は、まちのランドマークとなる、個性的な多面体のファサードデザインを採用。開放的なエントランスやスカイロビー(2階)、ホテルグレードの共有空間にするなど、開発コンセプトである「ワーカーズファースト」(働く人にいちばんの場所であること)を重視した。

 オフィス基準階は、約340坪の無柱空間で、窓からは新宿、渋谷、六本木などの景色が楽しめる。
 また、屋上緑化・壁面緑化の実現、Low-Eガラスの採用、地域冷暖房システムの活用、旧ハザマビル地下躯体を再利用するなど、環境・省エネルギー対策も積極的に実施した。

 3~24階までのオフィスフロアには、日本オラクル(株)が入居、本社として機能する。1階・B1階には、店舗・ショールームが9月1日より順次開業する予定。

 

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。