不動産ニュース / 政策・制度

2008/7/28

住友林業、中国での新たな住宅系新規事業進出へ

 住友林業(株)は24日、100%子会社である(株)サン・ステップ(東京都新宿区、社長:波多健二氏)が、中国での賃貸住宅の紹介に関する新規事業の参入を目的に、中国山東省に合弁会社を設立・出資することを、3月31日付の取締役会にて決定したと発表した。

 住友林業グループは、年々増加している中国人留学生等(留学生・就学生)をターゲットに、サン・ステップが日本国内における住居(アパート・マンション)を賃貸する事業展開を検討してきた。その事業展開にあたり、日本への留学を希望している中国人学生等に対し、中国国内で日本の賃貸住宅情報の提供、および入居可能物件の紹介サービスを行なう拠点が必要と判断、今回の設立・出資を決定したもの。
 
 中国山東省煙台市を中心に、日本語学校などの事業を行なう張林新氏をパートナーとし、「煙台海外金橋房屋租賃有限公司(煙台海外金橋住宅仲介サービス(有))」を、共同出資により4日に設立した。出資比率は、煙台技研海外経済合作有限公司が60%、サン・ステップが40%。

 すでに、入居者80人規模の中国人留学生会館(東京都板橋区)の運営を昨年より開始しており、今後は1,000人規模の中国人留学生受入れ体制を構築する予定。

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