不動産ニュース / イベント・セミナー

2008/8/5

利用意向度20%超えめざす/C21ジャパンが「ブランディングプロジェクト」始動

戦略会議の模様
戦略会議の模様
加盟店経営者と全従業員に配布される冊子「ブランドヴィジョン」
加盟店経営者と全従業員に配布される冊子「ブランドヴィジョン」

 (株)センチュリー21・ジャパンは4日、青山ダイヤモンドホール(東京都港区)で「2008年秋の戦略会議」を開催。加盟店経営者に対し、下期から展開する「ブランディングプロジェクト」についての説明を行なった。

 同プロジェクトは、08年2月の年次総会で挙げられた「ブランド力の強化」の一環として実施するもので、ロッテリアやジャパンエナジー(JOMO)のブランディングを手がけた(有)柴田洋子事務所がサポートする。
 同FCは、ブランド認知度96%(首都圏)と不動産流通業界トップのブランド力を持つものの、利用意向度については17%にとどまっている。そこで、「これまで培ってきたブランドイメージを一からリフレッシュし、利用意向度を20%以上にすること」(三津川一成社長)を目標に、同FCがめざすべきブランドビジョンの制定と浸透、サービス基準を明確にするための「スタンダードマニュアル」の開発を行なった。

 今回制定したブランドビジョンでは、その理念を「幸せに続く住まい選びをお手伝い。信頼度地域ナンバー1のプロフェッショナル」とし、その行動指針を「お客様主義」「情熱」「プロ意識」「責任感」「スタンダード」とした。また、9月より全加盟店に配布する「スタンダードマニュアル」により、加盟店に求められる(1)知識と意識、(2)身だしなみ、(3)挨拶・言葉遣い、(4)接客対応、(5)ホスピタリティ、(6)店舗環境など21項目についてのスタンダードを示していく。

 今後は、このスタンダードマニュアルに基づき、加盟店自身のチェック、FC本部によるチェック、ミステリーショッパー調査によるスタンダードチェックを実施。全加盟店との相対的レベルを把握することで、加盟店の意識づけを行なっていく。また、店舗の内外装をまとめた店舗マニュアルや店舗環境や情報告知の効果的な仕組みをまとめたVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)マニュアルなどの作成、これらブランディングを具現化したモデル店の開発などを順次展開していく。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。