不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/8/20

分譲事業が失速、売上高2ケタの減/東京建物08年12月期中間決算

 東京建物(株)は20日、2008年12月期中間決算を発表した。

 当期(08年1月1日~6月30日)の連結売上高は916億5,400万円(前年同期比▲10.3%)、営業利益152億9,700万円(同▲34.9%)、経常利益119億5,000万円(同▲42.8%)、当期純利益70億4,400万円(同▲33.9%)と減収減益。

 主力の賃貸事業は、「霞が関コモンゲート」(東京都千代田区)の通期稼働など建物賃貸営業収益が195億7,200万円(同13.6%増)となったもののSPCからの配当収入が減収となり、全体の営業収益は273億4,000万円(同5.1%増)、営業利益128億8,400万円(同▲6.1%)となった。

 分譲事業も、マンション計上戸数が877戸(同▲11.5%)、営業収益が345億7,200万円(同▲21.1%)となるなど失速。事業全体の営業収益は393億6,600万円(同▲18.4%)、販売費をカバーできず利益率も低下したため、営業利益は2億2,900万円(同▲95.3%)まで落ち込んだ。

 なお、通期では連結売上高2,200億円、営業利益315億円、経常利益235億円、当期純利益140億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆