森ビル(株)は8月28日、「上海環球金融中心」(上海市浦東新区、英文名称:Shanghai World Financial Center)が始動すると発表した。
「上海環球金融中心」は、中国政府・上海市政府の支持のもと、中国建築工程総公司・上海建工(集団)総公司連合体、米国KPF社・LERA社および上海現代建築設計(集団)有限公司、華東建築設計研究院有限公司、同社など、各国の最新の技術、英知とノウハウが結集されたプロジェクト。
同建物は、中国および上海市政府が戦略的に開発を推進するエリアの中心に位置。敷地面積3万平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造地上101階地下3階建て、延床面積38万1,600平方メートル、高さ492mの超高層複合ビル。
最新鋭のオフィスを中心に、世界一の高さ(474m)を誇る展望台、最高水準のサービスを提供するパークハイアットホテル、国際会議対応のフォーラム施設、最先端の経済・金融・文化・芸術等を発信するメディアセンターや商業施設などを擁する。
なお、6月から一部オフィステナントの入居を開始しており、8月30日に展望台が一般オープンしたのを皮切りに、順次各施設がオープンする。