伊藤忠都市開発(株)は、CO2削減への取り組みの一環として、2009年度から発売予定の電気自動車に対応した戸建て住宅の発売を、今秋からスタートすると発表した。
電気自動車は、ガソリン車に比べてCO2排出を7割削減するとともに、割安な真や電力で充電すれば、1km走るための電気料金はわずか1円程度といわれており、地球温暖化防止や化石燃料の消費量削減、エネルギーコストの低減などの効果が期待されている。そこで同社では、電気自動車の高い将来性と普及促進の社的意義から、家庭での充電利便性などに特別に配慮した住宅の発売を決定したもの。
具体的には、今秋発売予定の「クレヴィアコート北山田」(横浜市都筑区)の全戸に、通常の100Vの倍の200Vの充電専用コンセントを、全戸の駐車場に設置。さらに、割安な深夜電力を利用するのに便利なよう、充電コンセントへの通電のON/OFFを住戸内で操作できる、コンセントのタイマー付きスイッチも合わせて設置する。