東京都は4日、2008年7月の都内の新設住宅着工統計を発表した。
7月の新設住宅着工戸数は1万3,289戸で、前年同月比では持家、分譲住宅、貸家すべてで増加となり、全体では32.7%増と5ヵ月ぶりの増加となった。
利用関係別では、持家が1,625戸(前年同月比45.2%増)、分譲住宅が4,636戸(同7.2%増)と2ヵ月ぶりに増加に転じ、また貸家は6,990戸(同64.6%増)と2ヵ月連続の増加となった。なお、分譲住宅のうちマンションは3,079戸(同▲1.3%)、一戸建ては1,509戸(同26.5%増)であった。
地域別では、都心3区は176戸(同▲68.3%)、都心10区は3,112戸(同75.5%増)、区部全体では1万164戸(同42.5%増)、市部は3,051戸(同8.1%増)となった。