国土交通省は9日、2008年一級建築士試験における「学科試験」合格者を発表した。
08年7月27日（日）に全国59会場で実施された同試験の実受験者数は4万8,651人。そのうち、合格者は7,364人、合格率は15.1％となった。
合格者の属性は、学歴・資格別では「大学」が69.1％、「二級建築士」が20.1％、「各種学校」が7.3％などとなった。年齢別では、「30歳～34歳」が31.4％でトップ。以下、「27歳～29歳」が24.7％、「24歳～26歳」が16.7％、「35歳～39歳」が16.3％、「40歳以上」が10.9％となっている。
合格基準点は学科1（計画）が13、学科2（法規）が12、学科3（構造）が13、学科4（施工）が11で、総得点64点。なお、学科合格者を対象にした設計製図試験は10月12日（日）に実施され、最終的な合格者の発表は12月18日（木）に行なわれる予定。
