不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/10/2

「オフィスビルの実質価値は16年周期」など、早大川口有一郎氏と共同研究/CBRE

 シービー・リチャードエリス(株)(CBRE)は1日、子会社であるシービー・リチャードエリス総合研究所(株)(旧・(株)生駒データサービスシステム)が早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授川口有一郎氏を研究顧問として迎え、共同研究を実施すると発表した。

 研究テーマは「オフィスビルのバリュー投資の基礎―マクロ経済とオフィス市場:バブルの衣をまとった資産デフレにどう立ち向かうか―」。オフィスの実質価値、賃料、空室率、オフィスワーカー密度などの相関やリスクプレミアム、不動産サイクルなどを共同で分析する。

 なお、共同研究はすでに開始されており、オフィスビルの実質価値が16年周期を持つこと、賃貸収入の変動は長期的にはオフィスワーカーの密度が有意に影響していること、賃料の短期的な変動はその多くを空室率によって説明できることなどが明らかにされており、今後、同研究テーマを基に、簡易レポートを公開する予定。

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