国土交通省は9月30日、平成20年度8月分の「建設工事受注動態統計調査」(大手50社調査)を発表した。
建設工事受注額は9,276億円(対前年同月比▲0.3%)と2ヵ月ぶりの減少。
うち民間工事は6,525億円(同▲3.8%)で2ヵ月ぶりの減少。発注者別では製造業、サービス業、電気・ガス・熱供給・水道業、金融業、保険業等が増加し、卸売業、小売業、不動産業、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業、運輸業、郵便業などが減少した。
公共工事は1,530億円(同14.0%増)と3ヵ月連続の増加。国の機関は同54.1%増で3ヵ月連続の増加、地方の機関は同▲35.5%で5ヵ月ぶりの減少。発注者別では、国の機関はすべてで増加。地方の機関は、市区町村、地方公営企業、地方その他が増加し、都道府県が減少した。