(株)大京は2日、東京ガス(株)が提供を開始する梱包材「リターナブル梱包エコジョーズ」を、新規供給物件に標準採用していくと発表した。マンションディベロッパーとしては初の取組みとなる。
「リターナブル梱包エコジョーズ」とは、高効率型熱源機の梱包材を回収・リユースが可能なポリエチレンにしたもので、20回程度のリユースが可能となる。
従来使用のダンボール梱包材と比較すると、約48%のCO2の削減が可能となる。その量は、大京の昨年度供給実績で算出すると年間約3.6t相当で、ブナの木に換算すると約728本のCO2吸収量に相当する効果が見込まれる。
同社では2005年度よりエコジョーズを標準採用するなど、住環境の向上および地球環境への貢献に取り組んできたが、今回の取組みによりさらなる循環型社会の形成をめざすとしている。
なお、供給物件での納品は「ザ・ライオンズ武蔵野」(東京都武蔵野市)からスタートし、順次首都圏において拡大していく予定。