(株)長谷工コーポレーションは3日、鉄筋工事の品質管理に使用する配筋検査プログラム(名称:「配検」)を開発したと発表した。
これにより建設作業所での配筋検査において、タブレットPC(液晶ディスプレイ上をペンで操作できる薄型・携帯型のパーソナルコンピュータ)を使い、検査に必要な数値情報や図面情報を迅速かつ正確に呼び出すことが可能となる。
これまでは、配筋標準図、構造特記仕様、各階平面図、部位記号、部位リストといった検査情報を構造図から探す必要があったが、同プログラムにより簡単な操作でさまざまな必要検査情報を呼び出せるようになり、結果、高精度の品質管理が可能となるというもの。
また、タブレットPCを出力端末に接続することで、検査結果を簡単に出力することができ、また検査の記録保存データもこれまでの紙仕様のものから、電子データとしての記録・保存も可能となる。