国土交通省は9日、平成20年8月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は4兆1,168億円(前年同月比▲1.5%)で、6ヵ月連続で減少した。このうち、元請受注高は2兆8,075億円(同▲3.6%)、下請受注高は1兆3,093億円(同3.2%増)と3ヵ月ぶりに増加した。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は 8,831億円(同▲2.2%)で3ヵ月ぶりの減少。民間等からの受注高は1兆9,244億円(同▲4.2%)だった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は8,074億円(同▲5.4%増)。このうち、「国の機関」からは2,775億円(同5.8%増)、「地方の機関」からは5,299億円(同▲10.3%)となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は4,746億円(同▲2.1%)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は3,422億円(同34.6%)と4ヵ月ぶりに増加した。