不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/10/9

市場の下落で、不動産投資事業は赤字に/クリード09年5月期第1四半期決算

 (株)クリードは8日、2009年5月期第1四半期決算を発表した。

 当期(08年6月1日~8月31日)の連結売上高は154億7,200万円、営業利益30億5,400万円、経常利益24億2,200万円、当期純利益▲2億9,300万円。棚卸資産の評価に関する会計基準の適用に伴い、一部保有物件の評価損失約25億円を特別損失に、当期に発生した時価下落による評価損失約15億円を売上原価として計上したため、最終赤字となった。

 主力の不動産運用事業は、連結SPCの保有物件売却益、私募ファンド運用完了に伴うインセンティブフィー・配当等で売上高79億6,600万円(前年同期比▲10.4%)、営業利益37億7,200万円(同▲40.2%)となった。
 不動産投資事業は、保有不動産の売却推進で売上高72億4,100万円(同254.1%増)となったものの、不動産市場の下落、時価の下落による評価損失等の計上により、営業利益▲5,000万円となった。

 なお、通期では連結売上高800億円、営業利益96億円、経常利益79億円、当期純利益28億円を見込んでいる。

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