(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける9月の市況動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,506件(前年同月比5.25%増)と、5ヵ月連続で上昇した。
都県別では、東京都1,128件(同6.42%増)、埼玉県304件(同▲8.16%)、千葉県362件(同4.32%増)、神奈川県712件(同10.73%増)と、東京・神奈川が前年を上回る一方で、埼玉・千葉は減少。
成約単価は、1平方メートル平均で39万900円(同▲2.57%)。前月比では▲0.66%となり、5ヵ月連続の低下となった。
都県別では、東京都50万 9,400円(同▲4.44%)、埼玉県25万2,900円(同▲3.51%)、千葉県24万2,900円(同▲5.16%)、神奈川県35万6,400円(同 ▲1.55%)と、すべての件において下落した。
また、首都圏の成約平均価格は2,597万円(同0.76%増)。成約平均専有面積は、66.44平方メートル(同3.41%増)だった。
一方、首都圏戸建の成約件数は919件(同▲0.86%)と、2ヵ月ぶりに下がった。成約平均価格は3,472万円(同▲3.12%)となった。