不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/10/15

特別損失44億円余を計上、純利益は7割減/プロパスト09年5月期第1四半期決算

 (株)プロパストは10日、2009年5月期第1四半期決算を発表した。

 当期(08年6月1日~8月31日)の連結売上高は234億5,100万円(前年同期比▲4.6%)、営業利益は68億3,300万円(同98.3%増)、経常利益は58億1,200万円(同172.1%増)、当期純利益は3億1,300万円(同▲72.8%)。

 たな卸資産について評価基準の見直しを行ない、たな卸資産評価損として、売上原価18億2,500万円、および特別損失44億9,900万円の合計63億2,400万円を計上。当期純利益は、前年同期比の約7割減となった。
 東京23区内に保有する資産活性化事業における物件が、たな卸資産評価損全体の64.4%(40億7,100万円)を占めていたことから、都市部地価の大幅な下落の影響を受けた結果となったもの。

 一方、不動産開発事業では、たな卸資産評価損の多くが、前連結会計年度までに仕入れを行なった一棟売り物件だったことから、分譲物件における損失の計上は軽微であった。

 通期については、売上高1,505億5,500万円、営業利益148億5,600万円、経常利益101億7,300万円、当期純利益39億7,100万円を見込んでいる。

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