(株)ポラス暮し科学研究所(埼玉県越谷市、代表:中内セイコ氏)は8日、同社が開発した耐力壁「クリスタル・マジック」が、2008年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。
なお、ポラスグループでは6年連続、同研究所の受賞作は6作品目となる。
「クリスタル・マジック」は、耐力壁自体に光を通す「透明」な樹脂素材を使用することで、壁でありながら視覚的な空間を広げ、開放感を得ることを可能にしたもの。
木材と同等の耐力を発揮させるために、透明度が高く、かつ粘り強い素材を選定、ボルトの最適な設置箇所・間隔を確立するなどして、強度を確保。十分な自然光が室内まで届かない、都市部に多い狭小敷地や住宅密集地住宅の室内の壁に使用することで、限られた自然光をより効果的に取り込むことができるという。