日本リテールファンド投資法人(JRF)は15日、2008年8月期決算を発表した。
当期(08年3月1日~8月31日)の営業収益は202億5,400万円(前期比8.3%増)、営業利益77億7,800万円(同3.6%増)、経常利益60億9,500万円(同▲0.8%)、当期純利益60億8,000万円(同▲0.8%)。1口当たり分配金は1万5,732円。
同法人では、都心で商業集積エリアとしての成長が見込まれる好立地に位置する物件と、郊外や大都市近郊立地でエリア内での競争力に優れた大規模物件という、2つの投資セグメントを軸とするポートフォリオ戦略を実施。期中には、インカム型資産として、郊外型商業施設「イオン札幌発寒ショッピングセンター」「アリオ鳳」、都市型商業施設「Gビル神宮前01」、都市型複合商業施設「Gビル神宮前02」を取得した。
次期については、営業収益206億3,800万円、営業利益80億2,000万円、経常利益61億3,700万円、当期純利益59億1,800万円、1口当たり分配金1万5,312円を見込んでいる。