不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/10/20

木造住宅は「温もりがある」など良好なイメージが6割/住友林業調査

 住友林業(株)はこのほど、木造住宅に関するイメージアンケート調査結果を発表した。

 同調査は、(社)日本木造住宅産業協会が定めた「木造住宅の日」(10月18日)にちなんで実施されたもの。
 全国の20歳以上の男女1,030人に対し、10月3日~4日の間、インターネットで調査した。

 国産と外国産の木材に対するイメージについては、国産材は「木目が美しい」「香りがよい」「親しみが持てる」「品質が安定している」などの良好なイメージが35~59%と高かったのに対し、外国産材は2.3~7.2%にとどまった。
 価格については、「手ごろ」との回答は国産材では3.6%だが、外国産材では69.5%となった。

 また、自然環境保護という観点から、国産材の活用は「役立っている」「日本の環境を破壊している」と相反するイメージがそれぞれ12.3%、8.9%であるのに対し、外国産材の活用は2.0%、25.9%とネガティブなイメージをもたれていることが明らかになった。

 木造住宅に対するイメージについては、「日本の風土に合っていて、住みやすい」「温かみ、温もりを感じる」「落ち着く、癒される」など良好なイメージを6割の人が持っていることがわかった。
 一方で、「耐震性について心配」「耐火性について心配」とする人が41.9~52.7%を占めたことから、同社では木造住宅の構造は弱いという過去のイメージを払拭すべく、正しい情報の周知と向上を図りたいとしている。
 
 

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。