不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/10/24

住宅地・既存マンションとも下落傾向/三井不動産販売「リハウス・プライスリサーチ」

「リハウス・プライスリサーチWeb版」
「リハウス・プライスリサーチWeb版」

 三井不動産販売(株)は23日、首都圏の住宅地・既存マンションの価格動向を四半期ごとに定点観測する「第46回リハウス・プライスリサーチ」(2008年10月1日時点)を発表。併わせて、住み替えを検討中の顧客や不動産価格動向に興味のある人々に気軽に利用してもらうため、「リハウス・プライスリサーチWeb版」(http://www.rehouse.co.jp/price_research/)を同社ホームページで公開した。

 08年7~9月の四半期変動率は、住宅地価格が▲2.6%(前回調査▲2.0%)、既存マンション価格が▲1.4%(同▲0.9%)と、ともに前期に続き下落傾向。また、07年10月~08年9月の年間変動率も、住宅地が▲7.8%、既存マンションが▲2.3%と、ともに下落した。

 地域別の価格変動率をみると、住宅地は東京23区が▲4.4%(同▲3.5%)、東京市部▲2.0%(同▲2.8%)、千葉県▲0.3%(同▲1.0%)、埼玉県▲2.4%(同▲1.4%)、横浜市・川崎市▲1.5%(同▲0.9%)、神奈川県・その他の市▲4.3%(同▲0.9%)。
 既存マンションは、東京23区▲2.0%(同▲1.5%)、東京市部▲0.7%(同▲0.9%)、千葉県▲1.8%(同▲1.6%)、埼玉県▲0.5%(同▲0.6%)、横浜市・川崎市▲1.4%(同▲0.5%)、神奈川県・その他の市▲0.6%(同+1.7%)。

 同社では、エリアによってばらつきはあるものの、住宅地、既存マンションともにしばらくは価格調整が続くものと予想している。

 なお、Web版では、調査ポイントやエリアごとの価格トレンドを地図上に表示。地図は25km、10km、5km、2.5km、1km、500mの6段階から選ぶことができ、相場アイコンにカーソルを合わせると調査ポイントの住所が表示される。さらに「詳細」をクリックすると、調査ポイントごとの詳細データが表示される。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。