

東京ミッドタウンマネジメント(株)は23日、東京ミッドタウン(事業者代表、三井不動産(株))で開催される、まち全体で行なうデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2008」の開始に合わせ、開催祝賀レセプションを執り行なった。
「DESIGN TOUCH」は、生活をより楽しく、豊かにするためにデザインがあるという考えのもと、インテリアやグラフィック、ミュージックなどの文化を形づくるすべてのものを“デザイン”として提案するもの。
2回目となる今回のテーマは、「ジャパンデザインを楽しむ」。イベント期間中は、国内外で定評のある“ジャパンデザイン”の魅力を紹介するオークション(約290点)や、ものづくりの現場を再現する「モノヅクリライブ」、「デザイングッズ市」など、数々のイベントを催す。
レセプションの冒頭で、同社タウンマネジメント部長の吉田幸男氏は「生産型から創造型の発想に転換し、新しい日本の感性や才能を世界に発信していきたい。そして、まちを訪れる方には、見て、聞いて、触って、デザインを五感で楽しんでもらいたい」と語った。
併せて、同イベントの一環として開催された「Tokyo Midtown Award 2008」の授賞式も行なった。
「Tokyo Midtown Award」は、次世代を担うアーティスト、デザイナーとの出会いと応援を目的に、08年度より始めたもの。「アートコンペ」「デザインコンペ」の2部門を設置し、幅広く参加作品を募集したところ、総計1,102件(応募者889人(組))の応募があり、そのなかから14点の受賞作品を選出した。今後、同社が受賞作の商品化サポートを行なっていく予定。
なお、同イベントは11月3日まで開催される。