不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/10/27

大型の土地・建物の販売状況が低迷/原弘産08年2月期中間決算

 (株)原弘産は24日、2008年2月期中間決算を発表した。

 当期(08年3月1日~8月31日)の連結売上高は103億8,200万円(前年同期比▲49.6%)、営業利益は▲15億600万円、経常利益は▲21億9,000万円、当期純利益は▲50億6,400万円。

 セグメント別では、不動産分譲事業において、分譲マンションの引渡が217戸(同55戸増)、契約戸数は259(同▲50 戸)。関東・関西・九州において大型の土地・建物の販売状況が低迷しており、営業収益は76億7,000万円(前年同期比57.6%減)、営業損失は6億5,900万円となった。

 不動産賃貸管理事業では、賃貸物件管理受注戸数は増加傾向にあるものの、空室率の増加および前期に大型商業ビル(神戸ガスビル)を売却したことから賃貸収入が減少。また、連結子会社が運営する老人介護施設の入居率が低迷するなかで、事業にかかる経費等が増加していることから、営業収益12億1,700万円(同21.5%減)、営業損失5,700万円となった。

 通期については、売上高537億円、営業利益▲18億1,600万円、経常利益▲29億5,000万円、当期純利益▲62億2,400万円を見込んでいる。

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