不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/10/27

リプラスの子会社3社、破産手続き開始。回収可能資産乏しく破産債権の届出は不要

 (株)リプラスの100%子会社であるリプラス・アドバイザーズ(株)、リプラス・インベストメンツ(株)、リプラス・ホスピタリティ(株)の3社ならびにリプラスの代表取締役・姜裕 文氏(個人)は24日、東京地方裁判所に破産手続開始の申立てを行ない、破産手続き開始決定を受けた。
 破産管財人弁護士には山川萬次郎氏が選任する。

 なお、破産債権の届出について、回収可能な資産に乏しく、破産債権に対する配当財源の確保が難しい状況であり、配当に至らずに異時廃止で終了する可能性があることから、債権届出に関する破産債権者の費用と労力を省くため、破産管財人は裁判所と協議のうえ、当面、破産債権の届出をしない方法で手続きを進める。
 そのため、破産債権者には「破産債権届出書用紙」は送付されず、今後、配当の可能性が生じた際に、改めて連絡する方法が取られる。

 なお、問合せが殺到し、対応できないことが予想されることから、破産手続きの進行状況は、適宜リプラスのホームページで情報が掲載される予定。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。