不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/11/7

木材・建材事業で利益率が改善するも、需要低迷の影響を受け減収/住友林業09年3月期第2四半期決算

 住友林業(株)は6日、2009年3月期第2四半期の決算短信を発表した。

 今期(08年4月1日~9月30日)連結の売上高は4,035億8,100万円(前年同期比▲6.2%)、営業利益は21億6,200万円(同▲21.5%)、経常利益は26億5,900万円(同▲21.0%)、当期純利益は18億6,800万円(同109.0%増)であった。 

 当期は、国内の住宅市場を対象とした木材建材の流通事業、建材製造事業で、需要低迷の影響を受けて、売上高が前年同期比で減少。戸建注文住宅事業においても、期初受注残が前年度実績を下回ったため、完工棟数が前年同期比で減少した。
 利益面では、木材建材の流通事業で昨年度不振だった木質パネル利益率が改善し、販売費および一般管理費の節減にも努めた結果、経常利益は前年同期比で減少したものの、期初計画は上回った。
 
 特別損失として、たな卸資産評価損4億2,100万円、ツーバイフォー住宅事業の同社への事業統合に伴い、関係会社整理損と事業整理損失引当金繰入額が合わせて6億3,000万円発生したが、純利益は前年同期比109.0%増と改善した。

 通期(08年4月1日~09年3月31日)については、売上高8,400億円、営業利益130億円、経常利益125億円、純利益70億円を見込んでいる。

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