不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/11/10

棚卸資産の評価減で営業損失339億円に/大京09年3月期第2四半期決算

 (株)大京は7日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,193億4,800万円(前年同期比▲32.7%)、営業損失339億7,800万円(前年同期:営業利益151億9,600万円)、経常損失388億4,300万円(同:経常利益136億1,700万円)、当期純損失440億2,100万円(同:当期純利益98億7,700万円)。不動産市況の急激な悪化を受け、棚卸資産の評価見直しを実施。評価損を約322億円を計上したため、大幅な営業損失となった。

 主力の不動産販売事業も、マンション販売戸数が2,019戸(前年同期比▲45.6%)と半減したことにより営業収益804億600万円(同▲42.3%)、マンション販売の減収と棚卸資産の評価減で営業損失360億2,100万円(前年同期:営業利益146億4,900万円)となった。

 一方、不動産管理事業は管理戸数の増加もあり営業収益157億4,500万円(前年同期比4.6%増)、営業利益17億3,200万円(同50.3%増)。不動産仲介事業は、市況悪化で営業収益40億6,900万円(同▲3.0%)、営業損失5億5,200万円(前年同期:営業損失3億6,700万円)となった。

 なお、通期では連結売上高3,610億円、営業損失350億円、経常損失440億円、当期純損失510億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年10月号
その物件、どう活用する?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。