不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/11/10

東京主要5区大型ビル空室率、8ヵ月連続の上昇/ビルディング企画調査

 ビルディング企画(株)は6日、2008年10月度の東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィスビル市況に関する調査速報を発表した。10月1日~31日までにテナント募集を行なった5,250棟のオフィスビルが対象。

 これによると東京5区大型ビルの平均空室率は3.84%(前月比0.15ポイント上昇)で8ヵ月連続の上昇となった。

 エリア別では、千代田区2.86%(同0.36ポイント上昇)、中央区1.94%(同0.15ポイント上昇)、港区4.97%(同0.26ポイント上昇)、新宿区5.44%(同0.57ポイント上昇)、渋谷区3.98%(同▲0.58ポイント)。渋谷区を除くエリアで上昇となり、とくに新宿区では超高層ビルなど大型解約が響き05年9月期以来の5%超えを記録した。

 また、平均募集賃料は、坪当たり3万1,086円(同▲541円)。エリア別では、新宿区が高額条件の募集により前月比240円上昇したものの、他4区では約300~1,000円超の下落となった。テナント誘致のために思い切った値下げに踏み切る傾向が見られ、オフィルビルの市況の悪化は一向に歯止めがかからない状態にある、と同社では分析している。

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