不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/11/11

たな卸資産評価損約39億円発生で、営業損失計上/コスモスイニシア09年3月期第2四半期決算

 (株)コスモスイニシアは10日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~9月30日)の連結売上高は744億7,200万円(前年同期比▲23.8%)、営業損失58億5,200万円(前年同期は利益118億9,200万円)、経常損失78億1,500万円(同利益104億8,200万円)、当期純損失94億600万円(同利益186億6,000万円)。

 セグメント別にみると、不動産販売事業において新規マンション・戸建住宅の引渡戸数が前年同期比で大幅に減少。また、売上総利益率の低下に加え、たな卸資産評価損39億3,800万円を計上したことにより、売上高470億8,100万円(前年同期比▲32.5%)、営業損失63億7,700万円となった。

 不動産管理事業では、マンションの管理戸数が前年同期比3,912戸増加の13万5,409戸と堅調に推移、売上高97億400万円(同1.2%増)、営業利益7億7,000万円(同19.3%増)を計上。
 不動産賃貸事業においては、マンションのサブリース事業を中心に展開、受託戸数が前年同期比907戸増加の7,969戸となり、売上高72億8,000万円(同10.0%増)、営業利益1億300万円を計上した。

 なお通期においては、連結売上高2,300億円(前期比18.3%増)、営業利益110億円(同▲38.7%)、経常利益70億円(同▲52.4%)、当期純利益52億円(同▲74.0%)を見込んでいる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。